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少しは暗室の話をしておかなければいけないと思って。
パパはいわゆる座敷暗室を使っていた。と言うより6畳間を暗室としていた。 大きな、ヘッドを変えればバイテンまで伸ばせるベセラーを文机の上に置き、畳にバットを並べ、冬は電気カーペットの上にバットを並べての作業だった。 だいたい1日に10時間、毎週土日はほとんど暗室で20時間/週 x 40週 =800時間/年は暗室生活。 こうなるとそこでの労働環境が問われてくる。 そこでアメリカから取り寄せたトーマス。これは本当に明るく印画紙への露光もない優れもの。 とにかく長い暗室作業は出来るだけ快適にしないと体にも精神的にもよろしくない。 こんな時文庫が読めるほど明るいトーマスが大変よろしい。110Vの60Hzだけれどもそのまま使っている。ただし複合スキャナーぐらい大きく、天井から吊るす式なので場所がねちょっと。
by sa55t
| 2008-07-19 04:35
| プリント
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