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私の文章のつたなさ故、話が変な方向に行こうとしてますので注釈として加筆します。
所詮「写真なんて」で良いと思います。 特にBLOGは縛りが無く、誰にも何も言われず好きな物を好きなだけ出せる自由があり、素晴らしいとメディアであると感じております。何でも良いんです。 私の意見が、普段の写真に意味を持たせて写真を撮らなくてはいけないと取られがちですが、そんな事では断じてありません。フリーな心で好きな物を好きなだけ好きなときに。素晴らしいことだと思います。 作品とショウする物や個展出展などはそれぞれがしっかりとした何か、訴えたい何かを持った方がインパクトは強い物になると思います。 しかしその手法は色々であってしかるべきで、ポラOK撮りっきりコニカOKブレぼけOKホルガOKライカOKシノゴOKバイテンOKでしょう。何でも良いと思います。私の場合は中判テクパンというアプローチでした。表現ですから何でも良いと思います。今時ならデジ一と顔料プリンターなんだと思います。 作家側が何を訴えても最終的には見る物の判断でしょうから、鑑賞者の感性に響いたかどうかが評価となるでしょう。しかしこれも難しく、鑑賞者の感性などに媚びていては作品とは言い難い物になってしまいます。従い展示者はその主張を、見る側は自分の感受性で。 これが合致したときに作家と鑑賞者の間の共感の喜びのような物が醸し出されるのでしょう。その辺りが実物を展示する個展の醍醐味ではないでしょうか? わかりにくい例かも知れませんが同じ大判でも詳細な美しい絵を発表する三好耕三の絵は美しいばかりで私には何も伝わって来ません。ファインプリントの御大ではありますが来ない物は来ない。例えば、対して杉本博司は、同じくバイテンで世界の海を長時間露光で撮影した作品にはほとんど何も写っていないただのグレー状態ですがその大きな印画紙に込められた物は私の感性に響いてきます。
by sa55t
| 2008-02-26 17:08
| プリント
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