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以前は中国をウロウロしていた。北京や上海は通過点でいつもその先の田舎ばかり。
6年もうろついていると何となく中国ってこんなかなと言う、ニュアンスというか、国の政策というか そんなものが伝わってくる。 スタン国のそばやら、北朝鮮国境やら、ベトナムにほど近い南やら。 そんな中でぴーんときたのがハルピン。どんどん都市化が進んでいき、もちろんここもご多分に漏れず近代化。しかしちょっと裏に入ると、それは懐かしい昭和の臭いがしてきた。 石炭を焚く夕餉の準備、でこぼこの道、パパの子供の頃の風景と臭いがそこにあった。 一角は満州国時代の日本人が作ったと言われる町が有り、ともすると神保町裏の古いビル群ともイメージは重なる。 こんなに日本から近いところに50年の時を隔てた町があった。 タイムマシンに乗るってこういう事かと密かに納得。 ハルピン、良く聞くとハルビン、さらに良く聞くとハァアールビン。 もうこの辺も整理され綺麗な区画になっているかもしれない。 また是非訪れよう。
by sa55t
| 2007-11-09 02:57
| 中国
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