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カテゴリ:ポートレート( 64 )
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■ さよならSA 6 君たちの国
ここは君たちの国。厳しい状況に置かれているけれど、このままではだめだ。
この土地は、この空気は、そしてこの晴れは君たちの為にある。
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by sa55t | 2009-06-01 22:31 | ポートレート
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■ 漁師 セントフランシスベイ2
薄暗い早朝から漁に出るという。
何を釣るかというとイカだそうだ。
日本と同じような電気煌々と漁をする船ではなく、小さな船で出るのだという。

早朝の出発って遅くない?
いつもこの時間に出ている。
こんな時間で取れるの?
これで釣るのさ。
え、こういうのでイカが釣れるわけ?
少しだけど釣れる。

この3人はそそくさと船に乗っていった。零細な雇われ漁師であろう。
上っついたところがなく、堅実な感じが伝わった。
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by sa55t | 2009-05-26 03:42 | ポートレート
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■ レニー 42才
いわゆる電車の無いこの国の交通機関は車。
そして街のコンビニはゼロで、しかしガソリンスタンドには売店がある。
だがちょっとしたものはほとんど交差点に立つ売り子が販売している。
誰も買わないし、止まらないが、ハンガーやパパイヤやサングラスやサッカーチームの旗などを売っている。
こんなんじゃ商売になりそうにない中でコンスタントに売れるのが新聞。
逆に交差点で買うのが大変一般的。いつも立っているレニーもその一人。

6時から9時まで販売している。みんな買ってくれるから結構忙しい。
42才だ。子供が二人いる。
うん、何とか食べていける。

彼はまるで小鳥のさえずりのような不思議な口笛を吹きながら毎日新聞を売っている。

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by sa55t | 2009-05-23 04:59 | ポートレート
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■ キリスト教右派
フランスは敬虔なキリスト教徒。仕事以外は教会にその全てを捧げている。
水曜日は19-21時
金曜日は21時-翌朝の4時
土曜日は12時-16時
日曜日も12時-16時
彼は毎週毎週この時間に教会に行って踊り歌い祈るのだそうだ。
ほとんど自由な時間はないという。

教会に行くのは楽しい。心が自由になる。そして人間は祈らなければならない。
自分の時間?それは教会に行くことだ。
うん、どんなことでもする、教会の為なら、なんでもする。「どんなことでも!」
彼はきっぱりと言い切った。
ある意味「敬虔さ」が「狂信的」に置き換わっている。
イスラミックな連中に、また教会を汚すあらゆる者に対し、爆弾背負って突っ込む事を厭わないという。

ZCCと刻まれた 片時もはずさない、胸の星バッジが光った。
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by sa55t | 2009-05-22 00:44 | ポートレート
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■ この子らをどうする
もしもこの子らが、この年長君が家長であったら、残りの二人を食べさせて行かなくてはならない。
物乞いもするだろう、軒下で寝るだろう。夕方まで金が入らなければ盗みもするだろう。
とにかく食べていかねばならない。
大きくなったって、状況なんて変わりはしない。誰の助けもない。人を殺してでも食わなければならない。
そんな子供達が、そんなテテ無し子抱えた女が、そんな老人が何百万もいる。
でも、でも、他のアフリカの国では毎日何万人も飢饉で干からびて死んでいく。病気で子供を抱えながら母親が死んでゆく。
だから、人を殺して金を得て、食っていけるこの国は良い国なのかも知れない。

いわゆる一切の先進国の理論や倫理など通じやしない。

しかし、だからといって、アフリカの子供達への寄付などは断じて行っては行けない。何千万円も集まっても、子供達に回ることはほとんどない。
果たしてその国まで金が行くだろうか?その国に入っても為政者のポケットを膨らませるだけ。高級車で子供達を蹴散らす資金になるだけ。
途中で誰かがポケットに入れるだけ。

こういうドロドロの総体をアフリカと言う。
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by sa55t | 2009-05-20 00:49 | ポートレート
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■ 名前はシルヴィア、30才
いつもの曲がり角に立っている物乞い女。
もう何ヶ月も見ているが、なにか様子がおかしい。
乞食の格好ではなくメイド服を着ている。そしていつも道路脇を掃いている。

私は乞食じゃない。
家が燃えてしまい行くところが無いし、仕事も無い。小さい子が2人いるが食うや食わずだ。
ここに立ってお金だけ貰うわけにはいかない。何か奉仕をしなければいけない。
だから毎日道路を掃いている。

最近は足の皮膚が痛くて靴も履けない。と裸足を見せる。
彼女は道路の両端を50mずつほどを自分の領域と決め、たまった土をいつも掃いている。
よく見ればそこだけいつも綺麗になっていた。
彼女のプライドが許さないのか、奉仕と対価の線を崩さない。もう何ヶ月もいる。頭が下がる。

名前はシルヴィア。30才。

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それにしても、この青光線ドン引きはなんだろう
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by sa55t | 2009-04-24 04:49 | ポートレート
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■ メイド イン SA
はい、家のメイドを紹介しましょう。
ユーノス、42才 この小さい家に越して来て見つけた、猫のように物静かな彼女。
近所の家の住み込みメイドだけれど、そこを拠点にメイド出張。
毎週土曜日に来てもらって、掃除洗濯アイロン掛けが主な仕事。
着ているものは、こちらで一般的なメイド服。色違いとデザイン違いで何種類かある。
料金は、うちの場合はちょっと多めの一日100ランド(1000円)。
メイド組合の規定に従えば時給は70円ぐらいだけど、多めの支払い。
だいたいの家は、メイドが一人と庭師が一人というのが一般的な雇用。
住み込みのメイド部屋がある家も多く、その場合は光熱費を雇い主が払うため600円/日。
毎日掃除してもらっても良いし、週に一度でも良い。だから空いてる日は出張メイド。
こちらの白人女は、とにかく何もせず。食ったら食いっぱなし、脱いだら脱ぎっぱなし。全部メイドが後始末。
植民地的色合いがまだまだ濃い。
しかし彼らにも言い分があり、とにかく黒人(人口の8割=3700万人)の仕事を創出しなければならないとかで、何もしてはいけないそうだ。でもやり方ってものがあるだろう。

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by sa55t | 2009-04-23 02:10 | ポートレート
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■ こんな写真が撮りたい
こんな感じで写真を撮りたいなと夢想することがある。
写真はこういう状況の中で撮らねばと夢想する。

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好きな写真家の中に彼がいる。彼のような状況の中で彼のような写真が撮れたらと夢想する。
スティーブ マッカリー

1936年生まれのJosi。両足が無い。
いつも人がほとんど通らないような原っぱの隅の木の下で一日中車いすに座って物乞い。
なんでいつもここに居るの?
だって、住んでる所から近いんだ。
もう歳だから遠くに行けない。車いすってのは重いんだ。

写真をプリントして渡した。R20渡した。少し涙目になったような気がした。
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by sa55t | 2009-03-10 01:49 | ポートレート
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■ 働く人16 レーサー
-「ウン、ずいぶん昔にバイクでレースやっていたよ」
-「南アでですか?」
-「いやいや、主にヨーロッパだね」
-「どんなバイクにお乗りでした?」
-「Hondaだね、ずいぶん優勝したものだ」
-「ずいぶんお歳のようですが、まだ乗られるのですか?」
-「もう、80近いけど時々ね。バイクはいいね。」
-「ありがとう、お気を付けて」
-「あ、お名前は?」
-「ジムだ、ジム・レッドマン」
-「・・・・!」

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by sa55t | 2009-02-02 00:53 | ポートレート
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■ 旅立ちの予感
このとき、そんな予感はどこにもなかった。
ただ、毎日楽しく、そして忙しく、数年後にバラバラになるとは夢にも思わず。
そして時が来て、一人はオーストラリアへ、一人はフランスへ、一人はカナダへと
それぞれに、新しい人生が待っていようとは予想だにしていない。

Autocord/XP2
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by sa55t | 2009-01-26 02:29 | ポートレート