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■ デロンギに見るオトナ
いよいよ冬が近づき、朝夕は冷えてきた。
この時期から我が家は暖炉を使う。広いスペースにはオイルヒーターより有用だ。
とは言え即暖性はなく、そして完全着火まで手間が掛かる。
そんなときにこのデロンギのガスストーブの栓をひねる。
文字通りガスボンベの栓をひねる。そうするとガスが回り出し始めて、着火栓をカチンカチンと回して火が付くようになる。

止めるときは、ボンベの栓を閉めない限り止まらない。
こんな不便な機構は日本では絶対に受け入れられない仕様であるけれど、欧州にはこんな物がまだまだ多い。
日本に普通にあるような、ちょっとした便利なアイディアは無いことが多い。原始的な仕様が多い。
そこに見え隠れする物は、こざかしい子供じみたアイディアや利便性ではなく、どっしりとした重厚な不便さに、開発に心血を注がない怠慢と、それとは逆に、そんな木っ端には見向きもしないオトナの長大さが感じられたりする。
ドアに例えるなら、閂(かんぬき)一発でドンと施錠する、そんな愚鈍な、しかしがっしりとした歴史の上に立った信頼感のような力強さを感じる。
欧州には不便だが、消費者に媚びない簡易確実な製品がまだまだ多く存在する。
そしてそれを苦にしない、オトナの消費者が多いのかも知れない。
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by sa55t | 2009-05-16 04:39 | 生活